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お元気ですか?皆様いかがお過ごしでしょうか? タィリーニさんのメール
私たちは元気に暮らしております。ところで、あなた方はきっと誰が手紙を書いているのだろうと驚かれることと思います。手紙を書いているのは私です。カタラガマの幼稚園で教師をしています。私はタィリーニ(当時24歳でサリーを着ていた女)です。私はカタラガマのプレジデント大学で最新の教育を受けました。その後、幼稚園の卒業コースで教育を受けました。最終的には今、この幼稚園で教えています。ここで教師になったのは今年の1月からです。家族は7人います。母と父と妹、弟が2人ずつです。私が1番上の子供です。

あなた方が来て下さったことを、とても嬉しく思っています。ここの子供たちも喜んでいます。頂いた物資は子供たち全員に配りました。子供たちも彼らの両親も皆喜んでいます。彼らは、あなた方に感謝しています。私も心から”ありがとう”と云いたい気持ちです。私は頂いたお金で戸棚とおもちゃをいくつか買いました。これから他のおもちゃ、バットやボールも揃えたいと思っています。皆様が下さった子供たちの援助に、私はもう1度、お礼を云いたい気持ちです。もし、スリランカに来ることがあれば、私たちに会いに来て下さい。あなた方皆にもう1度会えることを願っています。私たちの幼稚園を発展させて行きたいと思っています。ここに来て下さった皆さんに私からの敬意をお伝え下さい。

皆様のご健康を祈っています。本当にありがとう。


あなたたちの友人より敬意を込めて。
幼稚園教諭 タィリーニ

 
 タィリーニさんと子供達

 

 


「まずしい子供」   チビ松君の弁論大会
    
 
僕は、何度か海外ボランティアに行った事があります。タイで行った孤児院では、小さな子供から僕位の歳の子供までたくさん居ました。

全員親が居なく、住む家も無く、孤児院で暮らしています。

しかも多くの子供達はエイズと言う病気にかかっていて、いつ死ぬか分からない人達でした。ここの孤児院にはエンピツ、消しゴム、あめ玉、服、車椅子等を届けました。

タイの町に行くと道路では車に向かい物乞いをする子供。

寺院には民族衣装を着て観光客と写真を撮り小銭をもらう子供。

どこを歩いても物乞いをする子供を目にしない日は無いほどです。

その多くの子供達はみんな靴をはいていません。

とても暑い国なのに素足で走り回っていました。

障害者施設にも行きました。両手、両足を無くした人がエンピツを口に差して書いたすごく上手な絵見せてもらいました。ここには子供用の小さな車椅子や服等を届けました。

スリランカに行った時は涙を流し握手をしてくる人や、持って行った服をその場で着る人、多くの人々が僕たちのバスを囲むほど、集まっていました。日本に居たらみることの出来ないこの現実に僕は今の自分について考えさせられました。

お年玉では好きなものを買い、お小遣いはコンビニでお菓子を買う。マンガだっていつでも買える。家の中を見れば、使っていないノート、短くなったエンピツ。あきて着なくなった服、きっと僕が必要としていない多くの物が、この国々では必要な物であることに気付いた。

何より僕には雨風に当たらず寝むれる家があり、手の届く所に食べる物もある。

こんな当たり前の事に、感謝した事も、ありがたいと思うことも今までは無かった。

テレビで観たりした事はあっても、自分の足で歩き、自分の目で見るとこんなにも違う事に気付きました。

今の僕に出来る事を、出来る所から少しずつ努力していこうと思いました。

1つもゲームを買わないとかマンガを読まない、お菓子は買わないとかではなく

買う時に本当に必要なのかを、考える。ノートやエンピツは最後まで使う。

そんなほんの少しの事から始めようと思いました。

ぜいたくな国、日本には「もったいない」と言うすばらしい言葉がありますこの言葉はどこの国の言葉にも訳せないそうです。この「もったいない」を世界の共通語にしようという、運動もあるそうです。

でも、日本人の僕達はこの「もったいない」という言葉をちゃんと理解しているのでしょうか?

今、出来る事を、出来る所から一人一人が考えていかなければいけない社会になってきていると僕は感じます。
 
  参加者 13名